このレビューはネタバレを含みます
山崎まさよしの壮大なMVみたいだった。
絵がきれいで観ているだけで心が落ち着きました。
映画は全体的に登場人物の立場から見てみると、ありきたりな人生だけど、映画を観ている立場からすると、なんだか羨ましい。
何時間もかけて好きな人に会いに行くこと、手紙を送り合うこと、仕事を辞めてしまうこと、観ていていいなと思えてしまう。
登場人物の歴史を年表にすると毎年のように書き込むことができるストーリーがあるみたい。
こういう日常的な映画観ていると、自分自身のありきたりな人生も端から見るとちょっとは羨ましがられたりするのかな。どこが羨ましがられるのか見つめていきながら生きていこうと思いました。