うみんちゅ

秒速5センチメートルのうみんちゅのレビュー・感想・評価

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)
4.0
1.幼馴染が転校で離れ離れになったんや。貴樹が鹿児島に行く前に東京から岐阜まで明里に会いに行くんかいな。秒速5センチメートルって、桜が落ちるスピードなんや。雪とか風とか息とかの流れ、すごいなやっぱ。携帯をまだ持ってないから雪でだいぶ遅れても連絡できひんのか。やーっと着いたけどさすがにもうおらんかと思ったら、おってくれた。もう鹿児島行ったら会われへんくなっちゃうなぁ。二人でおれる時間はもう今しかないってことは二人とも感じてるんやな。

2.鹿児島に行った後の話かここから。貴樹のことを好きな女の子の花苗の話か。空とか雲とか海とか、やっぱ綺麗。貴樹は明里にメールしてんのかな。そうではなさそう。告白するなら今しかないってタイミングやけど、貴樹に花苗に気持ちがないのに気づいてもうたんか。

3.東京で貴樹は社会人になったんやな。明里は他の人と結婚するんかぁ。お互い、ずっとどこかで探し続けてたんやな。奇跡が起きて二人が出会ってまたくっつくみたいなのは、確かに素敵。でもこの話はそうじゃなく、最後、桜の下で二人はすれ違ってそのままっていうのがリアルで、切なくて好きや。

「いつでも探しているよ どっかに君の姿を」
次の作品レビューでも、何卒。
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