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秒速5センチメートルのmakoのレビュー・感想・評価

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)
4.2
🎊700本目レビュー🎊

本当なら昨日観た映画のレビューで700本目でしたが、節目なので好きな映画にしました♪
何にしようかと考えて、春めいてきているので本作を選びました🌸

新海誠監督作品の中で1番好きなのが本作です。その後に、『君の名は。』『言の葉の庭』が続きます。

レビューを投稿するにあたって、再視聴しました。これまでに3,4回観てます。
初めて観た時は切なくて、ラストも救いがないなと思いました。
でも新海監督の話を聞いて観直してみたらラスト、違うことに気づきました。

一話 桜花抄
貴樹と明里の出会いと初恋。
明里の父の転勤に伴い明里は栃木へ。
そして今度は貴樹が父の転勤に伴い鹿児島へ。

二話 コスモナウト
貴樹は親の転勤により中2から鹿児島へ。花苗は中2で貴樹に出会い、片想い中。貴樹に告白しようとするが貴樹は明里に優しいが眼中にないことに気づく。

三話 秒速5センチメートル
大人になり貴樹は水野と付き合っていた。3年付き合っていたが水野から別れをメールで告げられた。貴樹の心に近づけないことが分かったから。


貴樹は明里以外の女性に対しては、ダメンズじゃないかなと思います。優しさが罪みたいな。


恋しい気持ちや苦しい恋心がとてもよく描かていると思います。
恋愛経験がある人ならより共感できるんじゃないでしょうか。
そしてラスト、踏切の場面。
あれは貴樹がやっと前に進めた瞬間だと気づきました。貴樹の顔を見たら、貴樹の顔は晴れやかというか吹っ切れたような微笑みになってたから。
決して鬱映画ではなかった笑

本作、音楽も好きです♪
とくに山崎まさよしが歌う「One more time、One more chance」。
本作に合っていて、切なさを感じます。

三話構成になっていて、一話が1番好きです🌸

2019 #35
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