3話構成で描かれる高樹と明里の恋愛とすれ違いの話し。
1話目の桜花抄の2人の特別な関係性と意思とは関係なく引き離される現実、そのあとに会いに行くまでのめちゃくちゃ暗く絶望感漂う感じ、そして再開したことによりもう「その世界しか見えない感」が強烈。
2話のコスモナウトは貴樹が引っ越した先で貴樹のことが好きな花苗の視点から描かれており、完全な一方通行感が満載。
3話の秒速5センチメートルでは貴樹が社会人になって廃人ぽくなっている状態。明里への思いをずっともったまま大人になり、一方で明里は別の道を歩んでいる。貴樹だけはずっと1人で世界に閉じこもってしまっている状態。でも抜け出す努力はしたけど抜け出せない、周りも諦めて、一層深く潜り込んでしまう、、、
青春・恋愛系の話かと想像をしていたが、結構ヘビーな内容だったこと、考察をみたらもっとヘビーだったこと、いろいろ期待を裏切られた。が、やはり絵は圧巻の一言。
