田中太郎

ラスト サムライの田中太郎のレビュー・感想・評価

ラスト サムライ(2003年製作の映画)
3.8
有名なのに見てなかったシリーズ。

トムクルーズと日本俳優陣のやり取りを見れるだけで見る価値があるような映画。

正直想像していた面白さを軽々と超えてきた。びっくり。めちゃくちゃ面白かった。

侍の終わりが近づいている古き日本。
当時の日本人は、大きく分けて二つに分けられていた。
侍であるものと、侍でないもの。

そんな両者をアメリカ人であるオールグレン(トムクルーズ)を通して見ていく。主人公がアメリカ人という所がこの映画の肝なのだ。

侍であり続けようとする勝元と本来敵であるオールグレンとのカンバセーション(会話)は国境を越えた絆が感じられた。

侍とは何か。上手く言葉に表す事ができないが、言葉(日本語)がわからないオールグレンにすら最後は侍になっていた。つまり侍は男、いや、漢であれば言葉は必要ないのだ。

少々臭い台詞を吐いて赤面しているのは置いといて、とにかくこの映画同じ"漢"である田中太郎もラストの闘いの場では硬く拳を握っていた。

最後まで侍であり続けていた侍達。

その勇姿を是非!
___________________________
[この映画のBest俳優]
渡辺謙
[脚本面]☆☆☆
[映像面]☆☆☆
[ストーリー性]☆☆☆
[オススメ度]☆☆☆☆
田中太郎

田中太郎