ざっくり言うと、ケビン・コスナーの名作「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のアメリカ先住民族を日本のサムライに置き換えたような話なんですよね。
ま、「アバター」も同様に舞台を変えただけで同じ話ですけどね。
要はテンプレ話なんですよ。
己の志を貫き通すために死すことが武士道ということで、サムライがほぼ全員玉砕します。一方、愛する人のために生き延びたのがアメリカ人。
本作では死にゆくサムライが極端に美化されて描かれていますが、死んじまったらおしまいよ。
太平洋戦争の勝敗はこの時点で決していたのだなと思わずにはいられません。