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巴里のアメリカ人のRのレビュー・感想・評価

巴里のアメリカ人(1951年製作の映画)
3.5
やっぱり、50-60sの映画は夢があって素敵。
何かと暗い話題が多いこんなときこそ、こういう作品を観て少し希望を抱くことができる。

そしてこの時代の映画あるある、クライマックスの謎のミュージカル。
演劇として観るには最高なんだけど、これどういう意図で挟んでるのかな。
まだ調べてないから私の知識と感性が追い付いていないだけだと思うけど、それにしてもちょっと笑えてしまう。

あと、ストーリーに関してはひっかかりがひとつ。
リズ、少々都合が良すぎでないかしら。笑
今回の脚本においては、男性陣は何も悪いことしてないよね。命の恩人でかつフィアンセの男性がいるなら、ほかの男に現を抜かしている場合じゃないし、好きになったとしても、中途半端にキープするのは、うーん。。最後ハッピーエンドで終わったけど、アンリが不憫すぎて辛かった。
まあ、エンターテイメントにマジレスするのはナンセンスだよね。

あとは、Geneは本当にキラキラした青年を演じるのが似合ってる。
毎度何でもやってのけていて感銘を受ける(タップダンスもご自身の演技なんだよね?)。根っからの主人公気質っぽくて、わくわくする!
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