最後のミュージカルシーンのための映画。
バレエとタップダンスの融合。
バレエを取り入れているからこそ動きがとてもしなやか。線が細いのに力強さがある。
それに加えタップダンスの軽快さ。リズム。
コロコロ変わる衣装もバレエを思いっきり意識してるし、音楽もまた然り。
そしてパリという舞台だから出せる
芸術作品的な映像。美しい。
全体のストーリーよりも
最後のシーンがこの映画の見せ場。
今まで観てきたミュージカル映画の中でも
ここまで盛大で華やかで美しく力強いシーンはないと言っても過言ではない。
とても濃いシーンであった。
やはり、ミュージカルシーンは恋愛が絡んでる時が1番の盛り上がりを見せる。
個人的には、ストーリーも意外と好き。
分かり合えない気もするけど
どこか共感してしまう自分がいた。
ま、結局は最後のシーンが全て。