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バットマン ビギンズのYuのレビュー・感想・評価

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)
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バットマンといえば青いシュワルツェネッガーと戦ったり、江戸時代にタイムスリップしたり、ドバットマンになったりしか見たときがないので、正直"変態"のイメージしかありませんでした。

今回初めてしっかりとバットマンを見たんですけど、びっくりするほど"変態"で自分の認識は間違っていなかった!と喜びを感じています。

ブルースは金持ちの変態なので人一倍正義感や、ゴッサムシティへの愛が凄まじい。押し付けまくる愛がハンパない。

維新前のスター吉田松陰のようにイデオローグ+テロリズムの権化のような存在で、現実に左右されない「政治的理想主義者」。警察がバットマンヤベえっていうのも頷けます。

ただ、目の前にいたら迷惑でしかないけど、ゴッサムシティにいる限りは本当にサイコーな変態であることは間違いない。
「コウモリはぼくのきょうふだから!」
とかいうマジキチな思考を持った金持ちの変態はオリジナルのコスプレ武装をして夜な夜な悪党をぶちのめす。
銃持ってるヤンキーの中心に降りて銃を使わせないのはなるほどスゲー!って素直に感心しました。
そこ?って思うかもしれないけど、他にもたくさん関心できるところもある。
まず微妙なスピードで空中に巻き取られるやつ。あれだけなぜもっと改良しない?と思うような微妙さなんだけど、普通に楽しそうだし、カメラが上下してとっても楽しい
上下といえば、バットモービルが屋根を削って走るシーンも超カッコいいですよね、
アメコミ映画はそこまで好きじゃないんですけど、全力でダサい変態のバットマンは結構好きでした
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