ミミック

バットマン ビギンズのミミックのレビュー・感想・評価

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)
3.5
クリストファー・ノーランによってダークでリアル路線にリブートされたバットマン三部作ダークナイト トリロジーの一作目。

両親を物乞いに殺されたブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)は無法地帯となったゴッサムの街で、表はボンボンのどら息子として振る舞い裏で自身の恐怖の象徴のコウモリを模したスーツを着て自警活動を始める。

育ての親の執事のアルフレッド(マイケル・ケイン)の厚いサポートを受け、幼なじみのレイチェル(ケイティ・ホームズ)には正体をばれないように接し、唯一の理解者ジェームズ巡査部長(ゲイリー・オールドマン)の存在や父に仕えていたサイエンティストのルーシャス(モーガン・フリーマン)の協力に支えられながら悪人を殺さないをモットーに悪を浄化していき、ラストではジェームズから一枚のトランプカードを提示されて幕。

幻覚剤ガスを犯罪者に噴射して強制入院させて司法から逃れる精神科医のジョナサン(キリアン・マーフィ)と、ブルースが修行に励む"影の同盟"のメンバーのヘンリー(リーアム・ニーソン)が今回のヴィラン。

ノーランらしさは豪快な街の破壊描写くらいしかなく期待値は越えてこなかった。
ブルースの行動原理が私情に寄りすぎててそこまで肩入れできる存在ではない。
よく分からない言葉を話す渡辺謙の見かけ倒しに笑うが裏設定がちゃんとあった。
見映えのする漫画的なキメカットに引っ張られ過ぎて各キャラクターの表面しかなぞってない印象。
バットスーツの製作場面やタンブラー(バットモービル)が豪快に疾走する場面はオタク心をくすぐるガジェット感が満載。
修行の師匠が黒幕はまあまあよくある展開。
かかしのマスクと幻覚描写が気持ち悪くて良い。