ちの

バットマン ビギンズのちののネタバレレビュー・内容・結末

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

ダークナイト3部作の1作目。2作目のダークナイトを何度も観ている中、1作目は初めて鑑賞したが、ダークナイトの過去編、と捉えてみると面白かった。ダークナイトではほぼ語られないバットマンになる経緯や、ゴードンとの関係などが描かれており、1作目を観た後に以降の作品を見直すとまた違った感想を抱きそうだ。
突っ込んではいけない気もするが、バットマンは"人殺しは決してしない"というポリシーを持っている割に、ゴッサムの電車で(直接手は下さないものの)ほぼ殺しを行なっているし、あれだけ車を横転させていれば一般人も多くが犠牲になっているだろうと感じてしまう。バットマンの信念なるものが矛盾してしまっている(無理がある)ように見えるのが少し残念。
ただ、ノーランの作品らしく、無駄な引っ張りなどがなく、次々場面が変わっていくので、見ていて飽きさせるようなことはなく、良い構成だと思う。
ちの

ちの