baba

自由の幻想のbabaのレビュー・感想・評価

自由の幻想(1974年製作の映画)
3.5
ワケがわからん😂
自分の世界に入り込みすぎわろたって感じ😂

まあ強いて言うなら、日常を日常たらしめる糸が切られた状態で起こる日常が描かれている感じ🤭
精神分析的に言えば、我々が人間として社会に参入する時点で例えば「言語」という他者性から成る秩序を引き受けている(他者の侵犯を受けている)わけで。
すなわち日常を日常たらしめる糸は他者性の引き受けに他ならず、その意味で日常を生きることは本源的な不自由さを伴うのである。
とすれば逆に、この映画で描かれているような、日常を日常たらしめる糸が切れた状態で起こる日常においてこそ、他者の侵犯から解き放たれた本源的な次元での自由が現前しているとみてよい。。🤔

でもこーゆー先入観込みのカシコぶったメディアの読みではなく、おそらくこの映画はブニュエル流のユーモアなんやと思う🙄
ふっと笑ってしまうような場面は確かになくはないけど、でも別にそんな面白くないですよ!笑
ユーモアこそがこの映画の中心にあるのであって、そのユーモアの感覚を共有していない人にこの映画を楽しむことは不可能やと感じた😂
しかしながら、現代の日本人にブニュエルのユーモアを感じ取れるわけがないやろと思いつつも、なぜかふっと笑ってしまう瞬間があることからも、このワケわからん映画のユーモアが、時空を超えて普遍的なものを感じさせてくれるところはちょっと面白いですね㊗️

追記
カシコぶった部分についても嫁のレビューの方が良く書けてた😵笑
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