正善院市法秀

続銀河の都の正善院市法秀のレビュー・感想・評価

続銀河の都(1957年製作の映画)
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みんな大好き♥文子&いづみ祭【2】

「銀河の都」のダイジェストで始まります。
他の方のレビューに加えMarkさえないので、Movie.Walkerのあらすじ貼っときます。
https://movie.walkerplus.com/mv24958/

因みにこちらが「続・銀河の都」
https://movie.walkerplus.com/mv24976/

「銀河の都」のラストシーンは元を正すと、
あらすじに書いてある、お桂と草苅(山本富士子さんと根上淳さん)のアツアツぶりが発端となっています。
全てにおいてこのように張った伏せんが上手に生きる【承】になっているのです。
原作未読なので富田常雄さんと笠原良三さんどちらの功績が大きいのかはわかりませんが、
例えばクズ男(堤)とクズ女(晴代)が登場するのですが、
この二人のキャラ(絡みは全くない)が見事に機能しているお陰で、
詰め込み過ぎになり兼ねない相関関係と付随するエピソードが綺麗にまとまっているように思います。
他にも、富久美の弟に柔道を始めさせ竹尾との関係を繋げたことも
止まってしまっていた二人の関係に灯をともす役割を担っています。
前作同様、監督の好演出により脚本の行間もきちんと伝わる。
8話ほどの連ドラを鑑賞したかのような濃密さ☆彡
正善院市法秀

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