ひろりこ

サイダーハウス・ルールのひろりこのレビュー・感想・評価

サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)
4.1
鑑賞記録&感想
【久しぶりの再視聴】
★「ギルバート・グレイプ」のラッセ・ハルストレム監督、原作はジョン・アーヴィング。
☆2000年度・第72回アカデミー賞、2部門受賞。
🎗助演男優賞:マイケル・ケイン
🎗脚色賞:ジョン・アーヴィング

全世界を暖かな微笑みと涙で包み込んだ愛と青春の感動作。☘️

〜あらすじ〜
1943年頃、🇺🇸セント・クラウズ孤児院で生まれ育ったホーマー・ウェルズ(トビー・マグワイア)は、ある日、若いカップルのキャンディ(シャーリーズ・セロン)とウォリー(ポール・ラッド)と共に孤児院を飛び出した。初めて見た青くて美しい海、ドライブイン・シアター、そして初めての恋。セント・クラウズ以外の場所を訪れたことのなかったホーマーにとっては、すべてが驚くことばかりだった。りんご農園で働き、収穫人たちの宿舎“サイダーハウス”で暮らすことになったホーマー。新しい世界と人々との出会いの中で、彼が見つけたものは…。

孤児院・当時はまだ違法だった妊娠中絶手術・戦争の影・黒人労働者・不倫・倫理的に許されない父親の行為とテーマはずっしりと重たい…😰

蜘蛛に噛まれる前の純真無垢の若きトビー・マグワイアと出世作にもなった若くて美しいシャーリーズ・セロン。お互いに淋しい心の隙間を埋めるかのように激しく求め合う恋。

育ての親でもある産婦人科医のラーチ先生(マイケル・ケイン)のホーマーに注ぐ優しく温かい深い愛情がこの作品の全てでした。

EDでとても温かい気持ちになれたのがせめてもの救いでしたね。
孤児院の子供たちの明るく澄んだ瞳がとても印象に残ります。
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