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サイダーハウス・ルールのkyokoのレビュー・感想・評価

サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)
3.7
心に染み入る優しい雨のような作品だった。
『カラー・オブ・ハート』で昔のドラマオタクな高校生を演じていたちょっとクセのあるトビー・マクガイア(後のスパイダー男)、ワタシ好みのタイプのカワイコちゃん、シャーリーズ・セロン、それから大御所サー・マイケル・ケイン。←私は『Alfie』が大好き。
まだ読んでいないけれど、原作はジョン・アービング。そのうち読もう。
アービング原作の映画化作品は『ガープの世界』『ホテル・ニュー・ハンプシャー』
など佳作揃いだけれどこの作品も間違いなくその仲間に入るでしょう。
しかも今回の映画化にあたっては本人が脚本を手がけるという熱の入れよう。
そして忘れちゃならぬ、こちらは私の大好きなラッセ・ハルストレム監督作品なのです。
この二人の相性はとてもいいもののような気がする。なんとなくそう思う。
孤児院で暮らす子供たちの可愛らしさにも要注目。里親候補が訪問するたびに自分をよく見せよう、目立たせよう、とする必死な健気さには胸打たれたけれど。
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