しゃべうん

8 1/2のしゃべうんのレビュー・感想・評価

8 1/2(1963年製作の映画)
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『NINE』の予習でなんとか観終わったわ……。ちょっとこの映画を”星いくつ”とかって私は評価できないですね、知識が足りなさすぎて。ただ言えるのは私にとっては退屈だったということくらいで……。映画の映画に対する自己言及がすごくて、これ舞台にして意味あるのかなあ……?とか考えたり。これは筋としてはフェリーニが投影されたグイドという男のごく個人的な苦悩の話だとおもうんだけど、それが映画、ひいては創作物全体への言及にまで拡散してるのが面白いな、と思ったり。

「これ天才じゃないと撮れねえ!」みたいなカットが沢山あるんですが、1番面白かったのは、くだらなさすぎる格言みたいな事言ってきた奴をグイドが頭の中で絞首刑に処する場面ですかね!爆笑した