過去の「キネマ旬報」の年間ランキング入りの作品が無料で見れる（CMが唐突に入るけど）ということで、https://gyao.yahoo.co.jp/special/kinejun/#movie
65年日本公開のフェリーニの名作を・・・
「難解」という声も聴いてたんですが、夢や妄想や回想が随時はさみ込まれて、分かりやすくはないものの、難解だったという印象はなし
でもマルチェロ・マストロヤンニ演じる主人公の映画監督の疲弊・苦悩に付き合わされて、一緒になって疲れた感じ
大作映画を任されているというのに、方向性を見失っていて、あふれる妄想は現実逃避。作品の外堀は埋まってるので、妄想をそのまま撮ってまえ！ともいかず・・・
破綻に向かうなら、いっそ築いたものを派手にぶっ壊すような終わり方の方が良かったかなあ…と勝手に思いました
どうも中途半端だったような
女優陣はいろいろ魅力的だし、妄想シーンは面白いところもあったんですが、本編のこのトーンの気分を晴らす感じにはならなかったなあ
個人的にはハマらなかったとはいえ、高評価してる人は多いので相性の問題ですね
