あざらし

ハリーとトントのあざらしのレビュー・感想・評価

ハリーとトント(1974年製作の映画)
3.4
「お互い甘えてはいかんよ。
自力で立ち直るんだ。」

街にはたくさんのご老人がいます。そんな街中を猫に紐を付けて散歩しているおじいさんがいました。

おじいさんのハリーはアパートからの立ち退きを言われています。友達が次々に行き先を決めている中でハリーはいまだ移住先が決まっていませんでした。

好きなようには生きづらい世の中です。
ハリーはただ住んでいたアパートにいたいだけ、息子の家族と住みたいだけ…
そして、愛猫トントと一緒に旅へ出ました。

猫との旅でいろいろな人に出会い会話をするおじいさんハリーの映画。
それだけなのに、退屈しません。それは年を重ねた人の人生をみることができるから。

「そうよ。
哀れな生きる屍よ。」