原作アガサクリスティ、モノクロ作品
過去に原作は読んだ上での鑑賞
【内容】
とある孤島の屋敷にやってきた10人(同じ船で同時に到着)
みんなオーエン夫妻に招待されたようなのだが肝心の夫妻の姿がない
そのまま夜になり事件の幕が開かれる
レコードから10人の罪状が読み上げられ、一人また一人と死んでいく
それもインディアンの童謡に見立てられた死に方で、インディアンの人形もその都度減っていく
犯人は誰なのか?物語の結末は?
【感想】
え?いいの?いなくなってないじゃん、タイトル詐欺じゃん
これはこれで、、、とかも考えてみたけど、うーん、これは賛否あるでしょ
個人的には原作を尊重したいので「否」のほうが強い
その上でこの映画のみでの感想を考えてみる
原作を抜きにすればこれはこれで良いと思えるかもしれない
ストーリー自体は原作と比較するとラスト以外はほぼ忠実だと思う
でも雰囲気はだいぶ違う、結構コミカルなシーンがあったり映画的に楽しめる演出になっている
ラストもなかなか考えられてる
どうやって殺すの?って思ったもん
結局残された1人は生きてれば絞首刑なんだ、今首吊るか後で首吊られるかってことか、賢いなー
犯人を騙して2人が生き残るってのもなかなかいいとこ突いてる
原作でも犯人が直接殺してないからこういうパターンも起こりえたもん
すごい昔の映画だしモノクロだしってことであまり期待はしてなかったけど結構楽しめた
原作とは違うものとして受け入れられればこれはこれでありと思えるかもしれない