若い頃のイーサン・ホークとグウィネス・パトロワが主演ということで、予習なしのまま鑑賞。
2人とも若いし、美男美女…。ストーリーは……。
まず、俳優さんたちについて。子役が男女ともに美しくてびっくりした。大人への変化の見せ方が良かった。フロリダではほぼすっぴんみたいなパトロワ様が、ニューヨークでは化粧をしていて、その姿があまりにも美しくて私は言葉を失いました…。画家を目指す主人公が大人エステラの肖像画を描くシーンは綺麗だった。ひたすらうっとり…。このシーンはもちろん、全体的に音楽と登場人物の動き、心情が上手く重なっていて良かった。
ストーリー的には、主人公がエステラに振り回されっぱなしなのが、個人的にはうーんなのだが、ストーリー全体を思い返すと、私は結構ハマった。オリジナルの文学作品を読んだり、2012年公開の文学版の方を観たりしたいな、と思えるほど良かった。上手く言葉に出来ないのが悔しいが、エステラに憧れる主人公のもがきと成長、思わせぶりなエステラの言動、エステラのおばの思惑、主人公を支援する謎の人物…等々、私は楽しめました。
今作は絵になるような印象的なシーンや、オリジナルが文学作品であるからか、印象的なセリフが多く、総合的に良かったです！(以下、記録)
お気に入りのセリフ:「これは僕のハート。こわれたハート」
忘れられないシーン:子供時代の噴水でのキスシーン
