存在の耐えられない軽さの作品情報・感想・評価

「存在の耐えられない軽さ」に投稿された感想・評価

ike555

ike555の感想・評価

4.0
2017/04/28
222ml

222mlの感想・評価

4.0
トマシュの変化とか物語の背景を踏まえると、存在の耐えられない軽さって何の、誰のことなのか考えるのが楽しい。ブレーキの不調も偶然じゃないんだろうな 怖
「ガラス張りの秘密のない家に住みたい。嘘のない生き方をしたい」こういう隠喩が好き。

泣きながら撮影するところが残酷で好き。ダニエルデイルイスの妖しい悪魔みたいな目線めちゃくちゃずるいな
あと若き日のステランスカルスガルド、めちゃめちゃハンサムって感じだ
原作にほとんど忠実に個々のシーンが描かれていた(テレザの夢の内容まで!)ため、思索や警句の入り混じった原作からストーリーを抽出し、時間軸をわかりやすく整理したようなものだった。なので特に新鮮味はなかったが、とにかくテレザが可愛くてたまらなかった。
Yoshiki

Yoshikiの感想・評価

3.9
人生の重さや軽さは万人に共通ではなく、それは他人とは共有することのできない。たとえ身近な人であっても、些細なことから、ある種の出来事に対する相手の重さを知ってしまうこともある。
2019.4.24
自宅TVにて鑑賞(1.5倍速)

"Take off your clothes. (Everything?,) Yes."
"Life is very heavy to me, but it is so light to you. I can't bear this lightness, this freedom... I'm not strong enough."

The unbearable Lightness of Being.
題名が良すぎるのと、ダニエルデイルイスとジュリエットビノシュの競演からずっと気になっていた作品。去年ジュネーブとプラハへの旅行の時も観ようと思っていたが観れなかった。

1968年、<プラハの春>のプラハ。決して女を自室で泊まらせないプレイボーイの天才脳外科医トマシュ(ダニエルデイルイス)は、執刀のため出向いた郊外でテレーザ(ジュリエットビノシュ)と出会い初めて自室に泊まらせる。やがてトマシュとテレーザは婚約するが、トマシュは政治的動乱でジュネーブに移ろうが他の女と寝続け、テレーザはトマシュにとっての人生の軽さに耐えられないと告白しソ連監視下のプラハに戻る。すぐにトマシュも後を追い二人はプラハを離れ農村で幸せに暮らすが、そこで二人は交通事故にあって死ぬ。

美少女ジュリエットビノシュ。演技の上手さとその魅力が存分に表れている。初めての濡れ場シーンでの脇毛が衝撃的。以降のシーンでは剃っているようだったのであえて残したのか。謎。
ダニエルデイルイスは今作では光った演技は特にない印象。

町中を戦車が走る衝撃的なシーン。当時の映像と後で撮影したものを混ぜているのか。リアリティが凄い。

カメラワークや構図、借景に特に魅力的なものはなく、たまにホームビデオのようなカットを入れてくるから厄介。この二人の役者をもってすればもっと素晴らしい映画になっても良いと思うが…
謎のエンディングといい、原作が気になるところです。

このレビューはネタバレを含みます

なかなかひどい映画の気がする。

ソ連のプラハへの侵攻が時代背景としてあるがどちらかというとこの設定のほうが恋愛を描くための隠れ蓑のように思える。

ダニエルデイルイスはとにかくモテる。メチャクチャにモテる。
いきなり「服を脱げ」と女性に言っても大丈夫なくらいモテる。そんなこと言っても大丈夫だという自分への自信に溢れていて、モテる男だということに周りの女性もすぐに気付くから、それを受け入れてしまう。モテる男だからかモテるを繰り返してきた自由人だ。

しかし、彼はどうしても本気で手に入れたい女にあってしまう。そして、彼女は彼の浮気をすべて見抜きそれを受け入れることができない、まるで自由にならない女だった。
最初は、こっちに来いよと、田舎娘を都会に呼んで遊ぶ余裕をかましていた、彼は次第に彼女に翻弄され、ついには、彼女のために自らの人生の成功を手放すような一大決心をすることになる。彼女を追いかけて不自由なプラハへ戻るのだ。

この時に存在の耐えられない軽さというタイトルの意味がわかる。
モテまくる彼にとっては、女性との関わりはとてつもなく軽い交わりであったが、彼女にはそれが許せなかった。なぜなら恋愛で関わるということはその人の人生に関わるということだからだ。彼女にとっては彼の浮気が彼女の人生を軽く見たものに見えたし、同時にダニエル自身が女性の関わりだけでなく彼自身の人生を軽く考えていることを見抜いたのだ。
それを受けて、ダニエルは決心して、人生をかけて彼女を追いかけることを決める。
追われる立場から追う立場へ、そして自らの立場をどんどん悪くしつつも、彼女と共にいることを選んで行く。
プラハに戻ってからも、久しぶりの浮気がばれれば、さらに状況は悪くなる。嫁さんが存在の耐えられない軽い生き方を試した結果、さらに別の場所へ逃げなければいけなくなる。自らの軽さによって、追い詰められ、もうついには嫁さんの選択についていくしかないダニエル。
しかし、そのたび毎に彼らは重さを持っていくとも言えるのだ。一緒にいることで鈍重な人生に縛られていく。
ラストシーン付近では分かりやすく、嫁さんが足の上に乗って、二人で歩くシーンが出てくる。嫁さんの人生の重みをまさしく感じながら歩き、そこに幸せを感じるダニエル。
そして最後には一緒に事故死。まさに一蓮托生。
モテ男が嫁さんと人生の重さに縛り付けられながらも、それこそが本当の人生の重みであると言い切る映画。
(だって軽いと存在に耐えられない)
要するに
モテ男の一生。
(なんで、生涯ベスト恋愛映画がピアニストのこの俺がこんな映画みてるんだろう)

そうそう、この映画、二人がとうとうまともに向き合って人生共に過ごそうとすることを、ソ連で暮らすことのように描いてるよね。結婚が墓場というのはよく聞くけど、結婚がソ連での生活と一緒、というのはなかなかひどいと思った。
egu

eguの感想・評価

3.5
クンデラ原作、この邦題の響き。
nonno宣

nonno宣の感想・評価

4.1
題名に惹かれて観たが再度観てコメントを
uwi

uwiの感想・評価

4.0
まずタイトルですでに4.0
そしてその粋なタイトルを飾る音楽!
ジュリエットビノシュの妖精みたいなふしぎ透明感、各々の愛のカタチ、そして!!視線を送っただけで女どもの腰がくだけるトマシュのようなプレイボーイに、生まれ変わったらわたしはなりたい!
ダニエルデイルイスそこまでセクシーかな?はこの際置いといて。
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