小学生か中学生の頃見て以来かなり影響を受けた。
友達がDVDを買ったので、家に通って何度も見た。特典も何度も見た。
そしてなんども改めて見てるけど、フィルマークス初めてからは初の見直し。レビュー800本目記念。
久しぶりにトビーマグワイアを見たな。もっといろんな作品に出てほしかったけど、この年代の主演になったスーパースターは、売れた代表作シリーズ以降はなんか影が薄くなる傾向にある気がする。
(ハリポタのラドクリフ君、ロードのイライジャウッドとか)
アメイジングもホームカミングもなんか違う!トビーマグワイアが演じるピーターじゃないとやだ!と言って、無印しか認めない勢が多くいるけど、それも理解できるくらい彼の演じた設定も演技もいいんだよね。
可愛い子がこっちに手を降ってると思って、軽く振り返したら、自分の後ろにいる女の子に向けてだったという経験がリアルである自分としては無印のピーターに感情移入そりゃあするし、そのピーターがスパイダーマンになることが熱いし、震える。
ピーターパーカーのいけてないぶりはどのシリーズより随一なのは確かだ。
後になって人に言われるまでMJのことブスとは思ってなかったけど、そう言われてからブスに見えてきたので、人は人の言葉で考えが変わるということを学んだ。
見返して発見したことはオクタヴィアスペンサーが出ててたことw数秒だけど。
アンクルベンが亡くなるところは何度見ても泣ける。いいこと言うし、喧嘩したあとに死ぬなんてなんてことない話しっぽいけどとにかくつらい。こういうこっちのことを思ってのことに対して冷たくしちゃうなんて経験は誰しもあるだろうから刺さる。
視覚効果も今見てもまだまだいける。当時の衝撃はすごかっただろうな。縦横無尽にスパイダーマンがNYの街を駆ける姿はいつみても爽快。
今のマーベル映画と違って少し暗く感じるところが多い。ところどころホラーかよ!っていう演出もあって、だけどそれもサムライミ監督の味が出てていい。
脇を固めるキャストも今考えるとすごい。ジェイムズフランコ、ウィレムデフォー、JKシモンズ。濃いわw
JKシモンズは今でこそセッションのイメージが強くなったけど、自分はそもそもこのクソ面白おじさんの印象があって、それ含めてやっぱりフレッチャーを演じた彼はすごいと思う。
ウィレムデフォー好きな人はまずスパイダーマン見て、そのあと是非特典も見てほしい。愛おしい強面のおじさん。
それにしてもやっぱりいい映画すぎる。学校とかで生徒に見せたほうがいいレベル。
ヒーローは必要だよ。