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スパイダーマンのtetsuのレビュー・感想・評価

スパイダーマン(2002年製作の映画)
4.5
夏だ!映画だ!MARVELだ!!笑笑
「スパイダーマン:ホームカミング」公開記念!
MARVEL祭り第一弾!
勝手にスパイダーマン祭り開催!!笑笑
兄と鑑賞!!

あらすじはほとんどの方が知っていると思いますが、念のため...。笑笑
ピーター・パーカー青年は、憧れの女子、メリー・ジェーン・ワトソンを幼なじみのハリー・オズボーンにとられるくらいイケてない高校生。
ある日、スーパーパワーを手にいれた彼は、正体を隠しながら、スパイダーマンとして活躍することに...。

はい、まとめるとハリウッド版「こころ」(著:夏目漱石)ですね...。笑

それはさておき、この作品、僕にとっては初めてのマーベル映画でありまして、幼い頃、TVの画面に目をキラキラさせながら観賞したのを覚えています!
(その頃、多分、小学一年生。)

人命救助をしたり、逆に街の人達に助けてもらう"NYのヒーロー"スパイダーマンを見て、僕もヒーローになりたいと今でも思っています!(←ん?!笑)

改めて観るとご都合主義にも程があるのですが、むしろそこが本作品の魅力でして、「むしろもっとやってくれ!」と言いたくなるほどの分かりやすさでした!!

また、役者の名演技は言わずもがな。
ゴブリンことウィリアム・デフォーさんの狂気じみた演技、彼に襲われるメイ伯母さんの"メイ"演技!(←くっ、くだらねぇ~。笑)

また、「アメイジング...」でも使われることになるスローモーション、「死霊のはらわた」のサムライミ監督だからこその恐怖描写、そして、よく見たら「スーパーマン」のオマージュにも見える変身シーン、などなど今観るからこそ分かることが多々あり、面白かったです!

ところで、兄が観賞中、「主人公、香取慎吾に似てるな~」と言い出して、日本版のキャストを勝手に決め始めました。笑笑

というわけで、彼が決めた日本版キャストをどうぞ!
(丿 ̄ο ̄)丿

ピーター・パーカー AKA 香取慎吾

ハリー・オズボーン AKA 斎藤工

メリー・ジェーン・ワトソン AKA 水原希子

ノーマン・オズボーン AKA 遠藤憲一

メイ伯母さん AKA 樹木希林

う~ん、絶妙なキャスティングですね~。笑笑
樹木希林は、違うような気もしますが、兄曰く、配役のバランスを考えた結果だそうです...。笑笑

と、おふざけはここらへんにしておいて、このシリーズのテーマはズバリ"自分とは誰か"だと思います!
高校生というアイデンティティを確立していく時期に、偶然スパイダーマンになってしまったハリー青年。
彼はスパイダーマンとピーター・パーカーの間で揺らぎます。
そして、悪役のノーマンまでもが、マスクをした自分=ゴブリンに話しかける。
このように、ヒーロー・敵に関わらず、心の中の葛藤を描いた点がこの作品が今でも愛される大きな理由なのでしょう。

というわけで、中盤、グリーンゴブリンに吹き飛ばされるスパイダーマンが、街灯に当たってちゃっかり一般人を道連れにしているシーンにも注目してご覧ください!笑笑
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