kazu1961

ローラーガールズ・ダイアリーのkazu1961のレビュー・感想・評価

4.0
▪️Title :「ローラーガールズ・ダイアリー」
Original Title :「Whip It」
▪️Release Date:2010/05/22
▪️Production Country:アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2019-265 再鑑賞
▪️My Review
70年代に青春時代を過ごした私にとっては「ローラーゲーム」が題材になってるだけでもう前のめりです!!当時、日本でも「東京ボンバーズ」が大人気チームでした。
そして、エレン・ペイジの主演作でドリュー・バリモアの初監督作品となればやっぱり鑑賞しますよね。
それにしても、ドリューのプロデュースする作品は、いつも元気溌剌で、女子力が爆発!していますが、本作はそれだけでなく、女子の内面も上手く描かれていますね。
ドリューが初監督とは思えないほど演出や、音楽の使い方などが上手くて、脚本も非常にベタなところを抑えつつも実にしっかりしています。
また、主演のエレン・ペイジが可愛いくて、演技も上手で、さらにワキを固める俳優陣もとにかく贅沢で素晴らしいです。
まあ、青春映画の名作になる要素がギュッと詰まっている作品ですね。
主役のブリスを演じるエレン・ペイジは、ワイヤーを使うはずだったシーンも最後には自身でやってのけたそうです。それはブリスがトラックに倒れている対戦相手たちを飛び越えるシーン。
さらに、ノリノリの演技をみせているのはベテラン女優のジュリエット・ルイス。『ケープ・フィアー』(1991年)や『ナチュラル・ボーン・キラーズ』(1994年)などで圧倒的な存在感をみせる個性派女優ですが、本作ではブリスのライバル・チーム「ホリー・ローラーズ」のキャプテン、アイアン・メイビンを好演しています。
本作の監督であるドリュー・バリモアも、きっちりと主人公チームの一員として映画に参加していますが、かなり破天荒なキャラクターとして描かれていて面白いですね。
あっと言う間に時間が過ぎる青春映画のスマッシュヒット作品ですね!!

▪️Overview
ドリュー・バリモアが初監督を務めた青春ドラマ。17歳の女子高生ブリスは、美人コンテストで優勝することが人生の成功と信じる母親や、田舎町の退屈な生活にうんざりしていた。そんなある日、隣町の大都市オースティンに出かけた彼女は、女たちが繰り広げるパワフルなローラーゲームに魅了され、その世界に生きがいを見出す。主演に「JUNO/ジュノ」のエレン・ペイジ。共演にマーシャ・ゲイ・ハーデン、ジュリエット・ルイスら。(映画com参照)
kazu1961

kazu1961