小津作品をスクリーンで観れるのならば、是非行かねば!と、観て参りました☆
『小津4K-巨匠が見つめた7つの家族』
の7作品のうち『晩春』を観ました。
『東京暮色』以外は全部観たことあるのでそっちを観るべきなのだけど時間が合いそうになく。。。
笠智衆に原節子。
小津作品ではお馴染みの2人。
父と娘の2人きりの家庭。
婚期を逃した娘を父はしきりに心配し、娘は自分がいなくなった後の父親を密かに案じ。。。
なんてことない静かなお話なんです。
だけど会話が面白い!
父と娘の会話はもちろんなんだけど、私のお気に入りは原節子と月丘夢路のショートケーキが登場するシーン。
原節子はこの時少しばかりナイーブになっていて…。
「アタシが作ったのよ、おあがんなさいよ」
「イヤよ、食べたくないの」
「あら、どうして?美味しいわよ、おあがんなさい、おあがんなさいよ!」
「イヤよ、イヤよ、イヤよ!」
❇︎ちょっと適当入ってます^^;
実際のこの2人の掛け合いがすごく面白いんです。
更に、この時のショートケーキがとっても大きくて白黒映像なのに美味しそうで…
私が食べたいわ 笑
詳しくないので分からないんだけど、昔の映画の音声って独特。
あの感じが好き。
原節子の「ダメよ」とか「イヤよ」とかが特に好き 笑
そんでもって舞台となっている北鎌倉や鎌倉。
昔はあんなだったんだぁ。
私のおばあちゃんちが鎌倉なので、知らない時代だけれどすごく親しみを感じます。
昔のこうゆうのは敷居が高いと思われがちだけど観てみたら絶対に面白いと思います。
あ、でも体調は万全にね☆
心地よ過ぎて睡魔に襲われます♪
2018年劇場鑑賞35本目