引き続きの小津安二郎。
1949年というなかなかの古さ。
今回はこの構図、姿勢や配置もあえて と思った上で見れたのであまり違和感なく見れた。
再婚の毛嫌い具合とか当時にしては主張しすぎ?という感…
このレビューはネタバレを含みます
日本映画のなかで一、二をあらそうまともさの大学教授の描写をまさか小津安二郎で見るとは(対抗:『良いおっぱい悪いおっぱい』)。
「後妻をもらうなんて不潔だ」と若干のくどさをおしてでもくりかえす以上、…
上品でユーモアある空気感の中にかなり複雑でドロドロした人間模様があった
なんで望んでいないのに、誰にも迷惑はかけていないのに、したくない結婚を世間のためにしなくちゃいけないのか
しかもなまじ正論であ…
独身の人を周り総出で結婚させようとするのが時代だなあと思った。けど無理にでもこうしないと今みたいにどんどん人ってバラバラになって行くのかな。
お嫁に行ったってこれ以上の楽しさはないと思う。お父…
日常!て感じでとくに感動はなかったけど、時代感がリアルでたのしい!
「幸せは待ってるもんじゃなくて自分たちで作りだすものなんだよ。結婚することが幸せなんじゃない、新しい夫婦が新しいひとつの人生を作り…
017****
□物 語 ★★★★★ ★★★
□配 役 ★★★★★ ★★★
□演 出 ★★★★★ ★★★★
・テ ン ポ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆
・喜怒哀楽 ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆
・ドキドキ ☆☆☆☆…
イマジナリーラインに意味を持たせる、インサートに意味を持たせる事がうますぎる。
徹底して上手に笠智衆を置き、支配感を持たせる。その状況に依存している原節子の表情を正対して撮ることはホラーさながらの…
先日見た、東京物語が、かなりお気に入り。
ただ、小津作品、何がいいのか分からず💦
ちょっと、追っかけてみようかなと。何が素晴らしいのかを、見つけるために。
で、紀子3部作なんですね。
その第1作目…
この日常を切り抜いたかのような撮り方が奥行きとこの頃の日本を丸々体験してるように感じられるのが好き。
セリフのある演者の背中を堂々と長いカットで写したり、風景をただ単に美しく切り取ったり、演者と…
このレビューはネタバレを含みます
名作を見てみようシリーズ。
国内外、特に外国の監督が影響を受けた人物として黒澤明と並んで(それ以上?)名前が挙がる小津安二郎。
果たしてどんなもんなんだろうっていうハードルに加えて、古い映画の見慣れ…