母を亡くして父と娘の二人暮らし、父の身を案じてなかなか嫁ごうとしない娘に対して自分も再婚するからと嘘をつく父、ショックを受ける娘。
娘が嫁いでしまうと家事をする人がいなくなるので心配という点について…
かの小津安二郎監督作品。
妻の実家で鑑賞したが、今まで見た映画の中で、一番泣けたかも知れない…。
娘をいい加減嫁に出そうとする父親と、家に残りたいと考える娘の話。
名優、笠智衆演じる父周吉がいい…
このレビューはネタバレを含みます
素晴らしいのひと言です。
50年前の映画とは思えないほど、心情の変化を美しく描いていました。現代でも共通するものが多く、いつまでも残る普遍的な感情が伝わってきました。
父の幸せに対しての言葉、そして…
昔やってたサントリーオールドのCM(國村隼のアレ)以来「年頃の娘と不器用な父の物語」にめっぽう弱い自分にとっては、この上なく刺さるストーリー。笠智衆演じる父が娘のためを思ってついた優しい嘘、そして全…
>>続きを読む昨年が小津安二郎生誕100年ということで新聞の特集記事が様々あり感化され、「東京物語」は以前鑑賞していたものの、またどれか見ようか、ということで鑑賞。
原作は「父と娘」昭和24年完成。
娘を思う父…
紀子が服部と散歩した日の夜、周吉が家に帰り着替えるシーン。二人が交互に襖の傍から姿を現すのは見ていて軽快で楽しい。
ただ素晴らしいシーンが多々あれど、映画として良いのかは分からなかった。
この物…