ピッコロ

ミッション:インポッシブル3のピッコロのレビュー・感想・評価

4.0
トム・クルーズ走りは真似できない。

第1章完みたいな作品でもあり、ここから始まる映画でもある。

J・J・エイブラムス初監督作品。後にスタートレック、スターウォーズを監督することに。初監督がミッションって結構スゴイと思う。海外ドラマで注目されてたみたいだけど海外ドラマ観ないんでこの映画で彼の名前を知った。

シリーズで一番ハラハラする冒頭。えー、どうなるの。と思わせる演出がいい。映画はこの冒頭に向かっていく構成となっている。

悪役のデイヴィアンを演じるのは名優フィリップ・シーモア・ホフマン。
さすがの演技力でシリーズ一の悪となる。その存在感は圧巻。もう彼の演技が観れないのが寂しい。

大好きなサイモン・ペッグ演じるベンジーもここから。今作はまだ、チームに入っておらず、サポートに徹している。それでも、印象的な役柄なので後にレギュラー化するのも納得のキャラクターだ。

アクションも最高。橋の上での攻防戦は迫力がある。
上海潜入シーンをバッサリ、カットしてるのも面白い。物語のスピード感があるので最後まで飽きることなく観ることができる。

一番の見どころは変装マスク製造とトム・クルーズ走りだ。
この映画で一番好きなのがヴァチカン潜入シーン。変装マスクがどう作られてるのかがわかり、そこからの展開。チームプレーで任務を実行する、これぞミッション・インポッシブルだ。

そして、上海での完璧なトム・クルーズ走り。
体の芯がブレない走り方がカッコいい。映画の魅せ方がわかってる走り方。さすがだ、走るだけでも観客をワクワクさせてくてれる。

脳内爆弾にドキドキ。
結局、ラビットフットって何なの~。

なお、このレビューは5秒後に消滅する。
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