「JJエイブラムス監督参戦の先がきになるサスペンス展開！」
本作からはJJエイブラムス監督が参戦。この後の作品でも製作に名を連ねる事になるJJエイブラムスですが「スターウォーズ」や「スタートレック」など名作のリメイクや王道的な展開にきっちり仕上げるのが得意な印象ですが当時はTVドラマシリーズの監督がメイン。
私も「LOST」に大ハマりしました。本作の起用もトムが「エイリアス」という一見普通の女子大学院生がCIAのスパイとして世界中を駆け巡り、“謎”と“陰謀”に立ち向かうという新感覚スパイアクションドラマでの視聴者を引きつける演出力を買っての起用との事でした。
本作冒頭でもいきなりの物語中盤の拘束シーンから始まり絶体絶命なシーンを描き、「え、どうなるの？」とチラ見せして引き込む手法でまんまと掴まれてしまいます。さすがですね。
ストーリーも前作がアクション偏重でしたが、本作ではチームプレイ要素も戻り、謎の薬品「ラビットフット」や「裏切り者の存在」「人質に取られる妻」と緊張感を保ちつつ、テンポよく進む展開にぐんぐん引き込まれる作りになっています。
その後のレギュラーメンバーにもなるみんな大好きベンジー（サイモン・ペッグ）もここから参戦。さすがのJJエイブラムスの起用さが光るバランスのいい作品でした。
M：Iデビューする時に全部が厳しければ前2作は飛ばしてここからでもいい気がします。
