3部作にわたった20世紀少年 完結編。「もうひとつの 結末。もうひとりの ともだち。」という原作とは異なるラストを謳っていたわけだけど、そうきたか!という感じだった。確かに原作通りの人物であればもう1本映画つくらないといけないぐらい深掘りできてなかったし、むしろ原作で彼を知ったとき正直「誰、、、?」ってぐらいピンとこなかったのでこの描き方もありだと思ったかな。20TH CENTURY BOY。あの曲がまさか運命を変えていたなんてね。おもろ!神木くんのオーラ◎
少年時代のおあそびや悪ふざけが、人間の核を傷つけることがある。「そんなことで」と思うことも誰かにとってはそんなことで済まされないことだってあるわけで、ただあのとき一言謝っていれば、声をかけていれば、解決できてたかもしれないことが思いもよらぬ憎悪へ変化してしまうことがある。世界殲滅計画の発端はしがない少年たちの思い出だった、このプロットでやっぱり面白くないわけなかったね。
まぁでも2章のレビューでも書いた通り映画としては圧倒的に尺が足りず、原作知らない人はポカーンなんじゃないかな?2章に引き続き脳内補完でなんとか乗り切ろうとした最終章だったけどまあまあ原作から改変されてるからいよいよ不時着感は否めない。(原作そのものも全然回収できてないやんけ!って声もあるが...)
Netflix!なんとか現代でキャスティング問題をクリアして再映像化を頼むぞ!