青眼の白龍

ピューと吹く!ジャガー THE MOVIEの青眼の白龍のレビュー・感想・評価

1.0
現実にいそうな駄目人間達と彼らを取り巻く不条理な世界観が原作の魅力であるが、映画の登場人物は単なる「奇妙な人々」として描かれてしまっている。メインキャストは思っていたほど違和感が無く、演技力の面で技術不足を感じる人物もいたがマシな方。但し、アドリブのボケや突っ込みの演出がいかにもバラエティ番組といった感じで、製作サイドの内輪的な笑い声が聞こえてきそう。内容は壊滅的なほど面白くなく、監督のギャグセンスも酷い。うすた先生のギャグはオーバーリアクションで再現するのに向いてないと思った。深夜番組のコントで十分。

(鑑賞メーターより転載)