みーこ

ザ・フライのみーこのレビュー・感想・評価

ザ・フライ(1986年製作の映画)
3.7
こんなお話だったのかー∑(゚Д゚)
子供の頃に見たきりでスッカリ忘れていた…


転送後のセス、性欲の塊じゃないのww
転送前の変人だけど純粋なセスが可愛かったのに〜‼︎


ベロニカに対してブリーフ一丁で「物足りないんだよ!(Hが)」と言い放って新しい女を探しに意気揚々と出て行くセスとか見たくなかったよ。笑


その後、爪は剥がれ顔はボッコボコ、髪は抜け耳はポロリと腐り落ち口からおゲロ(消化酵素なの?)を垂れ流して「元に戻りたい〜」と泣きべそをかくセスを抱きしめるベロニカの懐の深といったら…もう脱帽です。
私なら確実に逃げ出しちゃうな〜ww


皮から骨格からキッチリすっかりハエ男へ変貌していく過程や、ストーカー編集長の手足が溶けるシーンはこれぞクローネンバーグ監督!!と感嘆の声が出てしまうほどグロテスクで不気味ながらも魅入るものがありますよね〜☆


天才が恋愛拗らせたが末に起こした世紀の大実験はこれ以上ない失敗に終わってしまったけど、とてもグロ切ないお話で泣けました(ノД`)
みーこ

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