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ザ・フライのstandfieldのレビュー・感想・評価

ザ・フライ(1986年製作の映画)
4.2
テレポーテションの研究をしていた科学者が、実験中の不慮の事故でハエと融合してしまい、徐々に醜い姿へと変貌を遂げていく物語。

ここ数作品見た中でぶっちぎりのトラウマ映画だった。そして悲しい話だった。

前半は失敗を繰り返しながらも自分の研究の成果を出そうと奮闘する物語。後半はマジで怒涛の展開。主人公が自分を実験してから徐々におかしくなっていく過程が細やかに描かれてた。人の腕を折るシーン、調子に乗って恋人を無理やり実験台にしようとするシーン、爪が剥がれて全身が腐食するシーンは身体が震えた。

ラストはもう辛すぎて目を背けたくなった。腐り続けてとうとう完全な異形の姿になってしまい、最愛の恋人に自分を撃たせてTHE ENDとかどんだけバッドエンドなの。
恋人が可哀想すぎた。どうにかして主人公を助けようと奮闘するも、全て水の泡になって。。。
撃つシーンで終わったけど、お腹の子供はどうなったんだろう。。。

科学実験する時は、決して厳重注意を怠ってはならないという教訓を得ることができた作品だった。
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