恐怖!!悲劇の蝿男誕生物語
物質転送装置の実験中にミスが発生し、蝿と融合してしまった科学者の悲劇を描いた本作。
クローネンバーグ監督作で、割と有名な作品なのに、今まで観てなかったなぁ。
人間×ハエで、こんなに気持ち悪いクリーチャーが出来上がってしまうとは…!!
段々と理性を失い、身体が変異し、化け物へと変わっていく様子が細かく描写されていて面白かったです。
奥手だった科学者セスが、ハエの本能なのか、セッ◯スマシーンと化すのは笑っちまいました。
口から消化液を吐き出し、溶かして食べるブキミなお食事作法ww
クライマックスにはハエ男最終形態が明らかになり、怒涛のグログロバトル!!
グロテスクなハエ男の造形や、血みどろなゴア描写もそこそこあり、さすがクローネンバーグ監督!といった感じ。実に満足度の高い作品でしたw
近年のCGをふんだんに使った映画も嫌いじゃないけど、こういう80年代頃の特殊造形も悪くないですよね。
リアルにそこに化け物が存在している感じが伝わってきて、素晴らしい!!
そもそも、物体を転送出来るだけでも素晴らしい技術なのになぁ〜w
一度分解されて、また復元されるなんて、怖すぎて出来ないですよね…。
もう、自分では無くなってしまいそうだもの。
後半は、もはやフュージョン装置としてしか利用されてない転送装置w
悟天とトランクスで勝手にやってくれw