焼きはらす

ザ・プレイヤーの焼きはらすのレビュー・感想・評価

ザ・プレイヤー(1992年製作の映画)
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青と白で統一された画家の家とライターが殺される際に赤く染まる水溜りや画面は対比になっていて、後者はまさに血で血を洗うような競争を繰り広げる「レッドオーシャン」の象徴である気がした。作品の芸術性ではなく、ビジネス的思考で金儲けのために作られる"ハリウッド映画"の真の姿を見せられたようだった。
よくある"我が家へ帰る2人"のカットといい、ラストも皮肉な意味合いでの「ハリウッドエンディング」を体現していた。
冒頭がカチンコの合図によって始まるのといい、どこまでが作り物の世界なのか分からなくなってくる。
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