あまんだ

ランボーのあまんだのレビュー・感想・評価

ランボー(1982年製作の映画)
3.6
先日、「ランボー ラストブラッド」を観て、そう言えば、ランボー有名やけど、観たの初めてやなー、と、突如ランボーへの興味が湧き、順番に観ようと思っております。

本一作目は、ベトナム戦争帰還兵のランボーが、友人を訪ねて田舎町にやって来たものの、友人は病気の為逝去しており、意気消沈の最中、食事したかっただけにも関わらず、その町の保安官にうざ絡みされ、戦争のPTSD発症。
瞬く間に、なんでこうなってるんやっけ…?
て、くらいの大事に発展する展開。
町の警察と戦ってる時、最初のしょぼくれた青年とはうってかわって活き活きしているのが印象的。保安官も、何故そうまでして余所者を排除したがるのかと思うくらいに頑なで、田舎の人の排他的感情以上の態度。
観てる方が、ランボーへ肩入れするように必要以上に嫌なヤツに描かれてる。
ランボーの感情が爆発して、慟哭する場面は圧巻。ランボーって、風刺があったんやな。
しかし、この後も「アメリカン·スナイパー」と言う名作が生まれるように、兵士の戦争後遺症は、今もなお根深い問題として、何十年もあり続ける…。
アクション以上に悲しさの残る話でした。
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