マッサージ屋2号店

ランボーのマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

ランボー(1982年製作の映画)
5.0
ベトナム戦争の帰還兵であるランボー(シルベスター・スタローン)は戦友を訪ねる為にワシントン州の田舎町を訪れた。
戦友はベトナム戦争中に撒かれた化学兵器の影響で癌を患い亡くなっていた。
食事をとるために街中に入ったランボーに保安官ティーズル(ブライアン・デネヒー)は風貌と言動が怪しいというだけで保安官事務所に連行してしまう。
そこで不当な取調べを受けるランボーは保安官達を叩きのめし、山中へ逃亡する・・・。

シルベスター・スタローン主演の『ロッキー』に並ぶ人気シリーズで第1作目。
久しぶりに何度目かの鑑賞をいたしました。

『ランボー ラスト・ブラッド』を前日に劇場で鑑賞したものですから、当たり前ですけどスタローンの若々しさに目を見張ります。
1作目のランボーの軽やかなフットワークと5作目の動きを見るとどうしても年月の流れを感じざるを得ない(笑)

今作はベトナム帰還兵のランボーが“怪しい”という理由だけで逮捕され、脱走し、追跡されるという話。
大勢の警官相手にランボー自身は殺せるのに殺さず制裁を下すという。
そのサバイバル術は改めて見ても感心します。
自分では真似出来ませんけど。

山中での立ち回りから街中に再び下りてきてのティーズル保安官をじわじわと追い詰める様は痺れます。
そしてラストにベトナム戦争時代の先輩であり指揮官であるトラウトマン大佐との再会。
ここでのランボーの心の叫びは何回見ても切ない。
ベトナム戦争の帰還兵の映画は色々ありますが、心の傷が大き過ぎますよ。

やはり名作です。