新任教師で6年2組を任せられた男性教師が、1年後に食べるという約束のもとでクラス内で豚を飼う話。
最初はマジで狂った映画だなと思ってました。でも、観てみると考えさせられる作品でした。
6年生が6年生なりの解釈を持って豚（Pちゃん）を食べるか食べないかを議論するシーンが良かったです。
個人的には確かに1年もクラスの一員として過ごしてきたPちゃんを約束だからという理由では食べられないものの、命をいただく、命を繋いでいくということを伝えるためは食べるべきなんじゃないかな。他クラスに引き継ぐというのは問題を先延ばしにして自分たちの手を汚したくないための言い訳に聞こえました。
まあ私は食べるならホルモンがいいとは思います。柔らかくて噛めば噛むほど味が出る。とんかつやしゃぶしゃぶも良いけどね。
あとクラス内にいた男の子と女の子の豚みたいに太った子達は完全に意識して配置したはず。だったらあの子達食べれば良いんじゃないの？
さらっと人間の三大タブーの2つを犯そうとしましたが、ストーリーはそこまで面白くなかったですが、メッセージ性は高いのでそれだけで観る価値はあると思いました。
豚の名前のPちゃんはpigから取ったのか豚の色のpinkから取ったのか。🐷🐖🐽
