まーこれ指摘するのも野暮っちゃ野暮なんでしょうけど、特撮がね、やっぱりショぼいですよね。ショぼいっていうかこれ根本的に企画として間違ってるんじゃないかという疑いすら胸に萌すよね。
それはいいんだが、中盤部までの殺人パターンが全部一緒というのはさすがに興趣が乏しい。後半で展開が変わるのでオッと思ったが、これまた、なんか描写が踏み込み不足で、何がどこまで起きてるのかわからない。ドン・シーゲルのあれとは比べられないにしても、もうちょっと面白くなりそうなものなのだが。
最初に「アリ視点」が出てきたときは「このあいだ見た『巨大クモ軍団の襲撃』にもこんなのあったなあ、『ジョーズ』の影響なのかなあ」なんて思ってしまいました。