浮浪者

フルスタリョフ、車を!の浮浪者のレビュー・感想・評価

フルスタリョフ、車を!(1998年製作の映画)
3.5
糞を糞のまま美しさへ公現させることが撮ることの倫理であれ。敗北の常態化にくみせず、メシア願望すら抱かない。ただただ糞で理不尽なものを現実的に、そして耽美に関わる。意味は不明になって当然であろう、意義は不毛であって必然であろう。
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