美しいものは砂時計が落ち切る前の一瞬に現れる。
それまでは気づくことができず、一瞬の後はまた別のものになる。
美しいものは振り返ってくれるけど、駆け寄ってきてはくれない。
手を伸ばすこともできず、同じになろうとしてもそれは偽物に過ぎない。
美しいものを永遠に追い求めて作り上げたいと苦しんできた作曲家の美への愛と、亡き子どもへの愛とが泥のように混じり合っているのが切ない。そして滑稽。
そして、セーラー服とハットのデザインのバランスが絶妙すぎる。
J◯の(もしくはJ◯好きの人々のための)セーラー服とは次元が違う。ストイックささえ感じるのは海兵隊の制服姿に重なるからかもしれない。
それにしても、このジャケ写(絵?)のタジオは酷すぎる。騙された。