みのる

ベニスに死すのみのるのレビュー・感想・評価

ベニスに死す(1971年製作の映画)
3.5
圧倒的な美(をもつ少年)に対して、翻弄される中年の話。

こう書くと誤解が生まれそうだな……
でも、芸術家にとって圧倒的自然美はどう足掻いても手に入れられない物だと思う。それこそ自分の芸術が平凡で稚拙に思えるほど。
それに誰しもが恐れる「老い」についても悩んでいた。これからも美しく成長するであろう少年に怯えて、憧れ、恋い焦がれてしまうのも仕方のないことかもしれない。
それらを悩む気持ちはまぁ分かる。
でも、少し難しいな。


しかし、ビョルン・アンドレセンは本当に美しかった。あの美しさは人を狂わせるね。ある意味、傾国。
見惚れてしまった。