このレビューはネタバレを含みます
海の水面の輝きに包まれたタッジオと、彼に手を伸ばし絶命するアッシェンバッハというラストシーンがこの映画の全てだ。至上の美にあてられた人間の破滅は切ないが、本当に美しい。
ただ、タッジオ役のビョルン・…
2024年6作目
青年が美しすぎた件について
作曲家ほどのアーティストなら美青年に惚れてまうのも無理ないか、、、
めちゃくちゃなストーカーしてるし、現実と妄想も行き来してて最期は、、、
"と…
スペシャル上位互換おっさんずラブ……
などという思いつきはさて措きつ。
観る者を美しさで殴打する映画であるという感慨は初めて観た時からずっと変わらず。これから先何度も観返すのだろうなと思わせられる…
本当に内気な人なんだろうな。黒い汗がテカる最後のシーンは、今までで一番受け入れやすかった。ただの愛で、押し付けがましくなくて、遠くから見守ってるだけでも幸せを感じてそうなところ、少し見た目も意識して…
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老いと若さ、醜さと美しさそんな対比が作中は多いように思えました
美しさの前では皆等しく無力なのでしょうか
カメラワークはまるで彼の視線さながらで
どんな景色や人物を見ようと最終的に視界に入れてしまう…
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メモ
鬱陶しい芸人にダル絡みされる笑われ耐性のなさそうな音楽家アッシェンバッハ教授の姿が哀れだった(音楽家って出自としては道化に近いと思うので、一種の同属嫌悪にも見える。作曲家はまた事情が違うかも…