なんかすごいカオスな映画だった。
スキンヘッドででかくて口髭の、プロレスラーみたいな医者の先生があれこれあって失墜し、なぜかカマを掘られたあと、スターリンの最期に立ち会わされるという。意味わからん笑…
ようやく劇場で観れた。早稲田松竹にて、大好きなカネフスキーの『動くな、死ね、蘇れ!』と併映だった。
冒頭の解説字幕がかなりの頼りとなったが、それでもなかなか分かりにくかった。当初はあれもなかったら…
混沌を混沌のままに撮る愚直さ。
カメラがぐいぐい動くわりに、長回しが大して面白いわけでもなく、と思えば傘のバッと開く瞬間がすごく良く、ホントはわかっててつまらないことやってるんだろ……と思う。
まあ…
『神々のたそがれ』より観やすいけど充分にカオティックでグロテスク。
話は途中でよく分かんなくなったけど、まぁスターリン体制末期のムードさえ把握出来ればいいのかな。一応、史実にある事件を扱ってるそう…
「フルスタリョフ、車を!」
冒頭、反ユダヤ主義が台頭する1953年のロシア。一台のバイクと語り、そして男。異様な混迷、ソ連時代。とある家庭の一部始終、列車、大佐、子供、老婆、姉妹。今、混沌と…
『道中の点検』『わが友イワンラプシン』などのアレクセイ・ゲルマン監督によるロシア映画。キャストはユーリー・アレクセイヴィッチ・ツリロ、N・ルスラノヴァ、M・デメンティエフなどなど
1953年、冬の…