炭鉱夫しか将来のない町。そこから抜け出す唯一のルートはアメフト🏈の選手として活躍して大学の奨学金を貰うこと。
が、希望虚しくアメフトのチーム選考に主人公が落ちるところから物語は始まる。
僕には何ができる?
そうだ、僕は、ロケット🚀を作ろう!
作った第1作はロケット花火を束にしてくっつけてみましたというのび太の工作レベルの代物🤣🤣
が、そこからスタートし人生を変えていく高校生達の実話。
炭鉱夫達のまとめ役である主人公の厳格な父親にクリスクーパー。
炭鉱夫という仕事に誇りを持っている父親。
信念があり、人にも自分にも厳しい。
そんな父を尊敬しつつ、あとを継いで欲しいという願いを知りつつ、それでも自分の夢を追うと闘った主人公。
人生で価値があると思うものが違うだけ。
男はかけるべきものに全力を尽くすという姿勢は同じなんだとお互いが理解し合うシーンが素敵でしかない。
なんだかんだ言っても、夢を追い続ける人はカッコいいし、応援したくなる。例え結果としては成功しなくても。
やらない言い訳、できなかった言い訳をしながら歳をとる男にだけはなるな!と、若者の背中を押してくれる名作だと思う。
2021-91