実話ベースなもんだから、あらゆるドラマチック展開に素直に感動の嵐です
前半は夢見る高校生の青春ムービー、後半からは父と息子のヒューマンドラマに姿を変える。
とにかく、前半の青春のさまが見てて楽しい！音楽の使い方や、ユーモアのバランスも抜群。何かに熱中するって素晴らしいと実感。
陸の孤島のような場所で情熱の行き場がない彼ら
若い力を何か１つのことに集め、没頭したときすごい爆発力がでる
大人たちがそれに力を貸してくれるのは、自分にその情熱があったらなと100万分の1の確率に賭ける力があったらな、と自己投影してるからなのかもしれないですね
そして主人公の爆発力の原動力は彼の父親という存在
頑固で分からず屋、でも家族想いな父親が彼のスイッチを入れたということなのでしょう、
それがわかるような最後のシーンでは涙が出てしまいました
わりとテンポのいい映画ながら、内容が濃く感じました。
彼の夢の始まりと彼らの青春を掛けた原題のタイトルもすごくオシャレ！
