Nakman

遠い空の向こうにのNakmanのレビュー・感想・評価

遠い空の向こうに(1999年製作の映画)
4.6
以前に観たことあったのですが、改めて観たくなり鑑賞しました。

感想ですが、非常に素晴らしかったです。
炭鉱の町で生まれ育った少年がロケットの打ち上げに感動し、自分もロケットを飛ばしてみたいと夢見る。
友人や担任の先生に支えられながら、時には家族や学校と衝突しながらも挑戦する。
この町で生まれ育ったら、将来は当たり前のように炭鉱で働くということに疑問を持ち、葛藤し、勇気を出して父親とぶつかり合う。
ロケットのこととなれば無我夢中で取り組む。
そして…という作品。

少年の青春物語なのですが、実話ということで結末見てビックリしました。
只者じゃないなと。
そんな人でもこんなに苦労したのかと。
失敗を繰り返してもあきらめずにチャレンジする姿はたくましかったです。

で、やっぱり終盤の最後の打ち上げのシーンがね、感動するんですよね。
前回観たときも感動したのに(笑)
それぐらい心打つ素晴らしいシーンです。

あとは、尊敬する人についてのスピーチがジーンとくる。
胸に秘めた思いが伝わった瞬間。

キャストも豪華で、若き日のジェイク・ギレンホール(当時18歳)を主役に、頑固一徹親父をクリス・クーパー、恩師となる担任の先生役はのちにオスカー俳優となるローラ・ダーン。
これだけでもたまらんです。
期待通りの素晴らしい演技で食い入るように観てました。

音楽も素晴らしく作品を彩ってました。

ということで、非常にオススメの素晴らしい作品です。
気になった方は是非。
僕はレンタルではなく購入しました(笑)

以上、「遠い空の向こうに」レビューでした。
Nakman

Nakman