しゅん

遠い空の向こうにのしゅんのレビュー・感想・評価

遠い空の向こうに(1999年製作の映画)
4.5
若かりし頃のジェイク・ギレンホール主演の夢と家族愛をテーマにした感動実話。
冷戦時代、炭鉱の町に住む凡才な少年がソ連の宇宙ロケットを目にしてロケットを打ち上げたいという夢を持つところから物語は始まる。
父親は厳格で頑固で炭鉱を誰よりも愛しており、息子も将来は炭鉱の仕事に就かせたいと願っている。
そんな中で親子の確執がありながらも着実に夢に向かって進んでいく展開。
・夢を持つことの素晴らしさ
・諦めないことの素晴らしさ
この2点を強く感じることの出来る作品。
前半は夢見る少年たちの青春を描いていて『スタンド・バイ・ミー』を観ているような気持ちで応援したくなる。
後半はコンテストで優勝するシーンや最後に親父とロケット打ち上げを見るシーンは実話なだけに目頭が熱くなる。
最終的にNASAに就職してるのも衝撃的だった。
原題が『October Sky』だが、個人的には放題の方が夢が詰まってる感じがして好き。他の人のレビュー見て気づきましたが、並び換えると『Rocket Boys』になるんだね。ここまで考えていたとしたら凄い。
内容自体は夢、家族、友情、青春と心に刺さる要素が多くベタではあるが、実話として観ると感動的で非常に面白い作品。
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