ちーくん

炎628のちーくんのネタバレレビュー・内容・結末

炎628(1985年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

とんでもなく残酷な戦争映画でした。かなり残忍な描写が多く、牛が撃たれて死にそうになってる時の目が回ってる映像や、村人を全員教会に閉じ込めて火炎瓶や火炎放射器でそのまま焼き殺したり、僕が一番印象に残ったのは主人公のフリョーラがドイツ兵に銃を突きつけられて記念撮影している時の顔です。ドイツ兵は笑っていてフリョーラがとても怯えた顔をしていてあんな残酷で残忍な描写は衝撃的でした。あと音がめっちゃ恐かったです。暗くて陰鬱なbgmと人々が泣き叫んでる声がほとんどなのでさらに残酷さを際立たせています。この映画は全て実弾を使っているため、役者が恐怖で怯えてる表情は本当に怯えていて、牛は本当に撃ち殺されたようですね。最後のフリョーラのおでこのシワがエゲつなかったですね。撮影中相当過酷だったろうなぁと思います。暴力的なシーンで主人公の少年がトラウマにならないように監督が催眠をかけようとしたエピソードはヤバいですね。確かにトラウマになりそうなシーンがいっぱいでした。村人が教会で阿鼻叫喚しているシーンなんかは最も残酷な描写ですね。戦争映画の中で一番残酷な作品と言っても過言ではないでしょう。
ちーくん

ちーくん