900レビューは、東京のソヴィエト映画祭に対抗？して、この絶望シネマで、ひとりソヴィエト映画祭、、。
ソヴィエト時代の白ロシア(今のベラルーシあたり)の小さな村で母親と双子の妹と住む少年が、ナチスドイツの侵略に対抗する部隊に志願し、、。
少年とともに、目で見る戦争。耳で聴く戦争。肌で触れる戦争。戦争の真の姿を体験していく道行、、純朴な少年の感情なまま観るので、さらに苦しい^^; 彼の最初と最後の見た目の変化が、その苦悩の計り知れ無さを示してる。
この地球上で最も愚かな生き物=「人間」を、強烈に思い知らされる作品。
せっかく、緑豊かで美しい風景を与えてもらったのに、、そこを地獄に変えるのも「人間」。
戦争が好きで好きでしょうがない「人間」という生物の一員として、決してこの映画から目を背けてはいけないと思う。
そして、この映画の題名にある数字が示す「絶望」！
もし、人間がまだこの地球に生き続けることを許されるなら、この映画を語り継ぐ必要がある。それが映画好きにできる数少ないことだと思う、、。
